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2016/08/05 観光情報
室町時代の文正元年(1466年)頃、諏訪信満が中腹に居館を建て、5代70余年に亘り諏訪地方を統治したと考えれれています。
天文11年(1542年)には、甲斐国の武田晴信(のちの信玄)が高遠頼継と共に領主の諏訪頼重を滅ぼし、諏訪郡は武田氏の領国となります。
武田晴信は、信濃侵攻の拠点として家臣である板垣信方を諏訪郡代として赴任させ権勢を振い、甲斐・信濃と領土を広げて行きました。
天正10年(1582年)3月の織田・徳川連合軍による武田領侵攻(甲州征伐)により武田氏は滅亡し、上原城も廃城となりました。
現在では、主郭・土塁・二の郭・空堀・物見石等の遺構が残されています。
2007年に放送されました大河ドラマ『風林火山』では、上原城や隣に位置する桑原城などがドラマの舞台として登場いたしました。
アクセス:
お車で-国道20号線経由、『上原頼岳寺』交差点入ル
バスで-JR茅野駅発 『頼岳寺』バス停下車
上原城 諏訪氏 館跡(城址入口)
上原城 主郭跡
上原城址より茅野市街地を望む